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運動と遊びを組み合わせて体の土台作りを!

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いつもお読みいただきありがとうございます。

子供のカラダに対する理解を深めるお話や概要を話し始めてみたいと思います。

今回はよく用いられるピラミッドの図を参考にしますね。

基礎体力って?

「基礎体力」というお話から入りますが、基礎体力は「基礎」「機能」「技術」の3要素から構成されています。

ちなみに小学校で行う「新体力テスト」で計測している「体力」はいわゆる「基礎体力」=Fitnessと言われています。

筋力や持久力、柔軟性やバランス能力といった、身体を動かす際に必要な根本的な能力総称です。

スポーツや日常生活でも必要となる「基礎」となる体力であるため、この向上は子供の発育発達を促す礎となります。

基礎体力不足の子どもたち

土台である基礎体力部分がしっかりと築かれていないと、専門的な技能を要するスポーツを始めてもなかなか技術は身につきません。

技術先行での指導は指導者によっては多く、勝負の局面やギリギリの場面では競り勝てないこともよくあります。

基礎体力が未熟なまま学年が上がっていくと、難しい技術や応用を習う段階で練習についてこれない子供もみられ、挫折感や運動への嫌悪感、指導者・親への不信感を招いてしまいます。

そうなると身体を動かすことがますます苦手になり、技術だけを学ぶためにもったいないケガをすることもあります。

皆様も1つくらいはご経験はないでしょうか?

カラダの土台作りは基礎体力から!

僕は野球を長年取り組んでいますが、小学校時代は低い姿勢を作るのに「腰を下げて低く構えろ!タイミングに合わせてその動きをするんだ!」といわれました。

当時はそれが普通であると感じてできない自分に自主練を課していました。ですが、今振り返ってみると、そもそも足首や股関節の柔軟性が乏しければ、その構えができないのに、そのまま無理やり動きを続けた記憶があります。

非常にバランスは悪く、動きの成功率も6回に1回くらいの感じでした。その結果、次の動作に繋がりにくく、よく怪我をしていました。

本当に怪我が多かった…この点のエピソードは別記事でまたお話します。

トップアスリートは基礎体力をおろそかにしません!

https://www.youtube.com/watch?v=Q8xHuHQ-77s

動画の元巨人・鈴木選手はその筆頭格ではないでしょうか?

基礎体力に重きを置き、テレビの映らないところでの準備に余念がないことで非常に有名でした。代走のスペシャリストと呼ばれるのも納得です。

カラダの土台作りの優先順位

最後になりますが、優先順位はコチラになります。参考までに…

①基盤となる筋肉・柔軟性・バランス能力などを鍛える

②動きに対応して身体を切り返すアジリティ(俊敏性)や瞬間的に力を発揮できるパワーを身につける

③競技特性に応じた専門技術や体力を身につける

 

今回もお読みいただきありがとうございました。