親御さんの運動音痴は、子供に遺伝するのか?
こんにちは!
いつもお読みいただきありがとうございます!
キッズコンディショニングを受けられている親御さんからよくいただく質問がありますので、今回紹介します✎
キッズコンディショニングとは?
https://tokiwatohomare.hatenablog.com/entry/2022/10/04/011312
Q.小学生の息子が運動が苦手です。親である私も小さい頃から運動が苦手です。子供も運動音痴になるのは仕方がないことでしょうか?
A.はじめから運動が苦手な子どもはいらっしゃいません。
「遺伝だから」とよく耳にしますが、それは筋肉の質や骨格など生まれ持った性質に違いはあります。
「野球は得意」「バレーは苦手」といった競技の適正は出てくるかもしれません。
ですが、後天的に練習やトレーニングで身につけた技術や成果は遺伝しません。
運動能力はその方が育った環境によって、発達の度合いが大きく変わってきます。
ざっくりまとめると運動が得意か苦手かは、運動を「しているか」「していないか」によるといえます。
キッズコンディショニングでも、運動が「苦手」だという子供は多いものの、「嫌い」という子供は少ない印象です。
仲間と遊びを通して体を動かすことへの喜びはどの時代も変わりません。
最近は地域や家庭の事情により、私たちの時代よりも子供の遊び場が少なくなっています。
酷暑もあり、スクリーンタイムが増加していることや飽食による弊害なども重なり、「走り方を知らない」「ボールの投げ方を知らない」といった子供が増えていました。
カラダの動かし方を知ることで運動能力はアップします。
小学1~2年生は7~8歳とプレゴールデンエイジ期ですので、遊びを通していろいろな動きを身につけるには最適な時期です。
全ての子どもに、運動が得意になる可能性がありますので、親子での遊びは大切なポイントになってきます。
完成された遊びも良いですが、自分たちで考えた遊びほど、もしかしたらその子の長所を伸ばすチャンスかもしれませんね。