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激しい運動はかえって免疫力を低下させ、風邪をひきやすくする!

このお題ですが、冬になるとよく話題にあがるんですよ。

 

 

冬って年末年始の暴飲暴食や活動量が落ちることが原因で体重が増えるなどあまり良いイメージがないかもしれませんね。

(カラダは寒さに勝つために熱を産生しようとフル回転するから代謝はむしろ上がりやすいとも言われています。)

 

 

体重が増えると頭に連想するのが「ダイエット」というワードです。

 

 

 

ダイエット=運動

 

 

 

「痩せなきゃ…」と思う方はまず食事を気にしながら取り組むのが運動です。

 

 

 

 

それも激しい運動。

 

 

 

結論として、

適度な運動は免疫力をアップさせますが、激しい運動はかえって免疫力を低下させ、風邪をひきやすくなります。

 

 

アスリートの運動強度期間別1分間のIgA分泌量のグラフ

大学生の男性フットボール選手75人と一般男子学生25人で、1年を8期間に分け、唾液中のIgAと風邪の罹患を見た。激しい運動をした4期間に選手のIgA分泌速度が低下し、風邪の罹患率も高かった。
(データ:Med Sci Sports Exerc. ;2005;37:374-80)

ラソンなどの強度の強い運動をした人は、しなかった人に比べて運動後に上気道感染症(風邪)にかかる率が2~6倍増加したという報告もあります(注2、3)。

引用:免疫力低下の原因 | 乳酸菌B240研究所 | 大塚製薬

 

 

IgA抗体(以下:IgA)とは?

そもそも、IgAは免疫物質の1つです。

特定のウイルスや細菌だけに反応するのではなく、さまざまな種類の病原体に反応して無効化するのが特徴です。

 

外敵の侵入を防ごうと働く粘膜免疫のなかでも主になる物質であり、タンパク質からできています。

 

この物質が下がると上気道感染症にかかりやすく、疲労感も強く感じやすくなります。

 

 

口腔や腸内に多く存在するため、特に町内では細菌など外敵に対応し、糞便などで体外に排出するための役割があり、腸内環境を整えるということは非常に大切なことといえます。

 

 

こちらのサイトでは非常にわかりやすく解説されていますのでご参考までに

www.otsuka.co.jp

 

 

冬に運動される際にポイントとして、

①運動後のたんぱく質摂取(マルチビタミンなどのサプリメントプロテインなど)

②腸内環境を整える(乳酸菌の摂取)

③良質な睡眠と環境(最適な就寝グッズや十分な時間の睡眠)

④運動で生じた活性酸素の除去(水素や黒酢などのクエン酸の摂取)

⑤身体の内外から温める温活

 

 

これらも意識して過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。